P5K-Eのノースブリッジが熱い

 以前書きました自作機ですが、ノースブリッジが熱くなっていることに気づきました。いや、ノースブリッジってあんまりよくわかってなくて言ってますが、マザーボードヒートシンクついてるところで上の方のやつですよね。手でさわってみると数秒で耐えられなくなる感じです。ファンコンの温度計でうれしげに測ってみたら、ヒートシンク底面近くで54度程度(室温20度)、負荷をかけ続けると56度ぐらいになります。アイドル時から高いです。こんな感じで横からファンをあてているのに。これでは真夏の室温30度超とかになると70度になるぞ(実際には単純に比例しないと思いますが)ヤバイ、ヤバイよとかうれしそうに言いながらノースブリッジクーラーをネットで物色しつつ、NoctuaNC-U6っていうのを買ってみました。パッケージにも例のお姉さんが印刷されていました。
大きさとしてはハッピーターンと同じぐらいで、イメージよりも小ぶりでした。

P5K-E標準のヒートシンクの取り外しですが、2カ所のピンの取り外しは簡単なものでしたが、コアとの接触部がグリスではなく、熱で溶けて固定化するタイプのフェイズチェンジシート的なものでガッチリくっつけられていますので、ちょっと力をいれて引きはがすように取り外す必要があります(少しひねり気味にすると良いらしいです)。取り外した後はコアに残骸が残っていますので、爪などで削り取るようにはがします。


NC-U6底面部よりもコア面積が小さく、グラついたり、コア欠けのおそれがありますので、コアまわりにNC-U6付属のパッドを適当に切って貼りました。本当に適当ですね…。取り付け用金具をM/Bの穴にあててみて、「あわない!」と一瞬あせりましたが、金具を曲げることで調整することが出来ます。私の場合、白いブッシュピンを上から押し込むとカチッとすんなり取り付けできました。それと、CPUのヒートシンクとの向きの兼ね合いも一瞬悩んだのですが、面倒なのでこのままにしておきました。
完成

 温度ですが、ヒートシンク底面部付近で、38度(室温20度)となりました。16度ほど下がった計算です。あと、横からファンの風をあててもあまり変化がないんですよね。あてても1,2度下がる程度です。
 これで真夏も一安心ということで締めたいと思いますが、多分ノースブリッジは結構な温度まであがっても大丈夫な仕様なんだと思います。ですので別にヒートシンクは変えずとも大丈夫だと思いますので、あまり心配しなくてもよろしいのではと思います。なんだこの結論。

追記
http://www.intel.com/design/chipsets/P35/documentation.htm
上記ページのDesign guidesっていうPDFに載ってるようで、Thermal Specificationsって項を見ると、P35の最大許容温度は106度って書いてあるように思います。ICH9でも100度前後みたいです。ちなみにP5K-Eのサウスはほんのり温いって感じでした。