RD 潜脳調査室の感想

波留さん

 Gyaoで6話まで見ました。3話ぐらいまではボンクラな私にはメタル、メタ・リアル、人工島等々の世界観も把握できてなくってどういう話になるんだか分からず戸惑い気味だったのですが、4話ぐらいからは「元凄腕のダイバーだけど謎の事故にあって50年間眠っていた老人が、今度は電脳の海へダイブして調査する」みたいな話の方向性も分かってきて、実際の海と電脳の海はイコールなのかという疑問は頭をかすめつつも、おもしろくなってきたかなあと思っていたのですが、ちょっと「偶然」や「運」を話の要素として利用しすぎているかなと思ったりもしております。例えば、「君(ミナモ)が頑張ったからうまくいった」「君が一生懸命祈ってくれた/応援してくれたから助かった」とか、「超プレミアなサングラスを立ち寄った喫茶店で偶然みつけてタダでもらえた」「偶然図書館で見つけた本が波留さんの昔の恋人の所蔵していた本だった」等、この辺のさじ加減は難しいところだとは思うのですが、実質主人公的に動き回っているミナモがツキすぎているという感はあるなと思いました。あとやっぱり主人公が足の不自由な老人ということや、舞台が風光明媚な海辺という設定も、私が勝手に期待していた攻殻のサイドストーリー的なサイバーなアクションみたいなのとは離れてしまっているのかなと思いました。それと、OPの波留さんが髪の毛ふりみだして素っ裸で踊るのはちょっと怖いです。EDは曲も含めてイイ感じです。