精霊の守り人

marinater2008-04-25

 第3回まで見ましたけど、一週間が待ち遠しいアニメになりました。主人公バルサも第1回を見たときは、攻殻の少佐かと、攻殻話に飢えているので思わず興奮してしまったわけですが、少佐な感じも話が進むにつれ私の頭からは薄らいできて、ちゃんとバルサ像って言うのも出来上がりつつあります。しかしあのバルサ巨乳ちょっとNHK子供向けにしては…って感じのふくよかっぷりは、チャグム少年に対する母性みたいなものを象徴してるのでしょうか。私は、この話、本放送当時は、登場人物のチャグムとかいう名前とか、衣装だけみて、韓国系の話かなにかと思い込んでいましたが、そういうわけではなく、全く架空の世界のファンタジーなんですね。槍とか剣が主要な武器で、馬が移動手段、衣装は着物で、呪術があって、絶対的な王族(みかど)が支配する世界なんだけど、「メンテナンス」とか「フォーメーション」なんてカタカナ言葉もでてくる世界です。しかし、どうしてこのカタカナ言葉を二つだけ使ったんでしょうか? 「短槍のメンテナンス」は、「修理」「調整」「手入れ」、フォーメーションは「陣形」とかいくらでも言い換えはあるのにわざわざカタカナ言葉を使ってます。攻殻でも原作漫画のセリフや舞台設定、登場人物が、そのまま使われるというシーンがありましたけど、それと同じように、原作本にそういうセリフがあるのでしょうか(私は読んでいません)。それとも、ここは日本でもどこでもない全く架空の世界というのを見ている人に印象づけるためなんでしょうか。少なくとも、私はこの「メンテナンス」という言葉を聞いた瞬間に、ああ、古代でも日本でもなく全く架空の世界なんだなと理解したのですが。
 4月29日朝9時から教育テレビで、1回から4回まで連続放送があるみたいです。第1回で面白いと思った人は一気に4回まで見てしまうんじゃないでしょうか。